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訪日観光客の受入再開を歓迎 JNTO清野理事長がコメント発表

2022年5月27日(金) 配信 

JNTOの清野智理事長は、訪日観光客受け入れ再開に際しコメントを発表した

 日本政府観光局(JNTO、清野智理事長)は5月27日(金)、政府の観光目的の入国を6月10日(金)から再開する発表を受けて、清野理事長が「インバウンド回復に向けた第一歩として観光客の受け入れ再開は歓迎。大阪・関西万博などのイベントが控えているので、プロモーションを展開していく」とコメントを発表した。

 政府は5月26日(木)、1日当たりの入国者上限を2万人へ引き上げ、外国人旅行者の受け入れを再開すると表明した。感染リスクが低いとした98カ国・地域を対象に、旅行会社が行動管理する添乗員付きの団体ツアーから再開する。6月中には、新千歳空港と那覇空港で国際線再開ができるよう準備も進めていく考え。

 清野理事長のコメント全文は次の通り。

 

清野理事長コメント全文

 国際社会で観光目的の往来回復へ向けた動きが加速していることを心より歓迎いたします。日本もその一員として始動する旨、政府より方針が発表されました。訪日観光の回復に向けた第一歩と受け止めています。

 JNTOでは自治体、DMO、国内外の旅行会社・航空会社等の方々と連携し、インバウンド再開に備え準備を進めてきました。本年12月のUNWTOガストロノミーツーリズム世界フォーラム、2023年のアドベンチャートラベル世界サミット(ATWS)、2025年の大阪・関西万博などの国際イベントを控え、観光情報の発信に一層取り組むとともに、今後、インバウンド受入の状況にあわせプロモーションを展開する予定です。

 2019年に4・8兆円まで高まったインバウンド観光消費は、この2年間は皆無に等しい状況が続いています。

 しかしながら、コロナ禍においても、日本の魅力は変わることなく、日本への旅行を心待ちにしている外国人は多いと認識しています。先日の世界経済フォーラムでは、旅行・観光競争力ランキングで日本が1位に選ばれました。これからもJNTOは、諸外国に向けてその時々に必要な情報を的確に発信していき、日本の経済発展、地方創生に資するよう務めてまいります。

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