近ツーとクラツー、信越9市町村と協定 地域活性化を観光活用で
2022年5月30日(月)配信
近畿日本ツーリスト(髙浦雅彦社長)とクラブツーリズム(酒井博社長)は5月27日(金)、信越9市町村広域観光連携会議と包括連携協定を結んだ。連携を強化し、信越自然郷の観光資源を活用した交流人口の増加と、相互の情報共有によるニーズの把握と活用により、地域の活性化と住民生活の向上をはかる。
同連携会議は長野県飯山市、信濃町、飯綱町、中野市、山ノ内町、木島平村、栄村、野沢温泉村と、新潟県妙高市で構成する。同連携会議が今年度実施予定の海外サイクルツアー有識者の招聘事業を機に、需要増を予想する訪日観光旅行者の受入体制の構築のほか、さまざまな分野で連携を行うため協定を締結した。
今回の協定により、観光・イベントを通じた交流人口の拡大や、産業・経済・文化・歴史・スポーツの振興、地域の魅力発信及び地域経済の活性化などに関する取り組みを展開していく。
具体的には、近畿日本ツーリストはワーケーションの推進やサイクルツーリズム事業の支援などに取り組む。一方、クラブツーリズムは自然をテーマにしたツアーやロングステイなどの商品企画・販売を行うとした。