台北駐日代表処を訪問、やまがた女将会
やまがた女将会(佐藤洋詩恵会長=日本の宿古窯)のメンバー9人が9月8日、台北駐日経済文化代表処(台湾の日本大使館に相当)を訪問し、徐瑞湖(じょ・ずいこ)副代表らに、「来年山形県で開かれる日台観光サミットを熱烈に歓迎します」と伝えた。
徐副代表は「昨年は台湾の人口の1割にあたる234万人が台湾から日本を訪れた」と報告。「今年7月までは前年比30%増の176万人を記録し、年間300万人の大台も見えてきた」と人的交流の拡大に期待を寄せた。佐藤会長は「山形は(NHK連続テレビ小説)おしんの古里。台湾から多くの皆様を迎え、交流がさらに深まることを期待したい」と来県を呼びかけた。
08年から始まった日台観光サミットは、行政や観光関係者のトップが集まり、日本と台湾の相互交流人口400万人の実現に向けた今後の取り組みについて意見を交わすもの。日本観光振興協会、日本旅行業協会、台湾観光協会の主催。