9月13日に「第100回全旅連全国大会㏌東京」開催 SDGs活動をアピール
2022年6月15日(水) 配信
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(多田計介会長、1万5081会員)は6月14日(火)、東京都内で2022年度通常総会を開いた。今年9月13日(火)に予定する第100回全国大会の成功に向け、会員の団結を求めた。
第100回全旅連全国大会㏌東京はホテルニューオータニ(東京都千代田区)を会場に、1000人規模のイベントを計画している。大会テーマは「全旅連SDGs元年 未来の宿づくりに向けて~プラスチックの資源循環と食品ロス対策~」を掲げる。国会議員なども多数招待し、アメニティなどの「脱プラスチック」や、食品ロスの低減など、地球環境に優しい取り組みを内外にアピールしていく。
多田会長は「宿泊業として歴史的な大きな転換点であり、原点に立ち返る大会」と位置づける。「これからの百年先も成長・発展し続けるためにも、多くの会員に参加していただき、盛大に開催したい」と意気込みを述べた。
記念講演には元内閣総理大臣の安倍晋三氏が登壇予定。夕刻からは立食形式の大懇親会を計画している。
このほか、今年度の主な事業として、ポストコロナ調査研究委員会(大木正治部会長兼委員長)では、一部国庫に返納されたGo Toトラベル予算の再獲得を目指す。また、中小規模の宿泊事業者の声が政策に活かされるように、各都道府県から1~2施設をモニター委員として現場の声や意見を聞く「地域ボイス制度」を創設する。
さらに、多田会長自ら担当する情報デジタル推進委員会を中心に、宿泊業界全体のデジタル化を加速していく。
なお、次年度の全国大会は、6月14日に愛媛県松山市の愛媛県県民文化会館で開催する。前夜祭(6月13日)は、今治国際ホテル(愛媛県今治市)を予定している。