沖縄から北海道までをつなぐ1万㌔の日本最長ロングトレイル「JAPAN TRAIL」発表 日本ロングトレイル協会
2022年6月16日(木) 配信
日本ロングトレイル協会(節田重節会長、中村達代表理事)は6月16日(木)、沖縄から北海道までをつなぐ全長約1万㌔の日本最長ロングトレイル「JAPAN TRAIL」を発表した。
同協会に加盟する約30団体の活動を、日本列島を貫く道に集約することで、利用者とともに育てていく考えだ。
中村代表理事は「1万㌔という長い道を歩くと3年以上かかる」と壮大さを説明。一方で「自然志向など日本人のライフスタイルがまさに変わろうとしている。コロナ後には希望が必要。子供たちにもぜひ知ってもらいたい」と力を込めた。
さらに、「外国人旅行者は日本の自然や文化が好き。ジャパントレイルは魅力的なコンテンツになるのではないか」と話した。同協会は「着地型観光の発展にも寄与していく」ことも期待している。
節田会長は「欧米では歩いて旅する文化が根付いている。ロングトレイルという長い道を日本に定着させていくには長い年月と各地の皆様の協力が必要」と語った。
ジャパントレイルの維持管理や、国内外への情報発信などを支援する安藤スポーツ・食文化振興財団の安藤宏基理事長は、「安全で美しいトレイルの維持管理により、国民の心身の健康回復、体験学習機会の増加などにつなげていきたい」と述べた。