日観振、功労者13人を表彰 22年度の観光振興事業功労者
2022年6月17日(金)配信
日本観光振興協会(山西健一郎会長)は6月10日(金)、東京都内で開いた2022年度通常総会で、22年度の観光振興事業功労者を表彰した。中部支部所属で、飛騨高山国際誘客協議会会長の堀泰則氏(ひだホテルプラザ会長)ら13人が受賞した。
受賞者は次の各氏。
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【北海道】西野目信雄(層雲峡観光協会会長)層雲峡温泉への誘客に努め、イベントの運営による通年観光の促進にも尽力。層雲峡地域のみならず、道北地域の観光振興に大きく貢献している
【東北】渡邉和裕(山水荘社長)東日本大震災による風評被害の払しょくや教育旅行の誘致などにリーダーシップを発揮。地元福島だけでなく、東北、日本の観光業界の復興と発展に大きく貢献した
【関東】加藤高藏(水戸観光コンベンション協会会長)茨城県観光物産協会副会長、茨城県酒造組合副会長、水戸観光コンベンション協会会長として、茨城県や水戸市の観光物産の振興に貢献した▽森行成(旅館さかや会長)日本温泉協会副会長、長野県観光協会理事、長野県ホテル旅館組合常務理事、野沢温泉観光協会会長などを歴任し、日本の観光振興に貢献した▽浅川力三(北杜市観光協会会長)清里高原でのホテル経営を基盤とし、東京オリンピック自動車協議会会場誘致に尽力。やまなし観光推進機構副会長、北杜市観光協会会長として地域の観光振興に貢献している
【中部】堀泰則(ひだホテルプラザ会長)飛騨・高山観光コンベンション協会理事、副会長、会長のほか、多くの観光関連団体の要職を歴任。飛騨地域を含む岐阜県や中部地域の広域観光推進に多大な貢献をした
【関西】三好三重子(松阪ガイドボランティア友の会会長)ボランティアガイド組織「松阪ガイドの会」の発足に尽力。「松阪ガイドボランティア友の会」に名称変更後は副会長、会長を歴任し、松阪市の観光振興に寄与した▽森嶋篤雄(近江八幡観光物産協会会長)近江八幡観光物産協会の副会長、会長を歴任。公益社団法人制度改革や安土町観光協会の統合に指導的な役割を果たすなど、近江八幡市の観光振興に寄与した
【中国】佐々木克己(広島県生活衛生同業組合連合会会長)地域社会の生活衛生の向上をはかる一方、夜ならではの消費活動や食の魅力の創出に貢献。新型コロナの感染拡大期に、飲食店利用客の安心・安全の確保に寄与している
【四国】谷口宏(新祖谷温泉ホテルかずら橋会長)西祖谷山村観光協会会長、三好市観光協会会長を歴任。リーダーシップを発揮し、行政・民間団体と連携しながら三好市の地域振興に取り組み、地域経済の活性化に多大な貢献した
【九州】中村雄一郎(鹿島市観光協会会長)会長として長年にわたり観光協会をまとめ、後継者の育成に取り組むなど協会の発展に尽力し、鹿島市の経済発展に貢献している。▽桑野和泉(玉の湯社長)ツーリズムおおいた初代会長、由布院温泉観光協会会長、由布市まちづくり観光局初代会長などを歴任。地域DMOでは県内初の登録を実現するなど、広く観光業界に影響を与えている
【沖縄】大城吉永(沖縄県ホテル旅館生活衛生同業組合相談役)那覇市観光ホテル旅館事業協同組合、沖縄県ホテル旅館生活衛生同業組合の事務局長、専務理事を歴任。生衛法に基づいた県内唯一のホテル旅館団体の運営に尽力した