東京都旅行業協会協定会員連盟、デジタル化を推進 オンラインパンフレット発行へ
2022年7月5日(火) 配信
東京都旅行業協会協定会員連盟(会長=児島博司・浪漫の館月下美人社長、140会員)は7月5日(月)、東京都内のホテルで2022年度通常総会を開いた。今年度は東旅協と連携し、オンラインパンフレットの発行に取り組むなどデジタル化を推進する。
児島会長は冒頭、「インターネットを用いるなど新しい考えで、改革を実行しないと業界が存続できない」と危機感を示した。会員に対しては「まずは『自ら変えていく』という気持ちを持ってほしい。全体の協力を得ながら変革していきたい」と呼び掛けた。
また、5月に会員総合カタログを発行したことに触れ、「利用客の増加につなげることに価値がある」と活用を促した。
来賓として出席した東京都旅行業協会の村山吉三郎会長は全国旅行支援を団体に適用できることから、「急速に需要が増えるだろう。お互いに協力して、利益を上げていきたい」と意気込みを述べた。
その後、業務懇談会も行われ、同協定会員連盟の会員約50社が東旅協に属する約80社へ自らの施設をアピールした。両者合同懇親会は、畠ひで子副会長(匠のこころ吉川屋女将)の乾杯の掛け声で始まり、盛会裏に終わった。