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夏の風物詩「百物語(怪談)」を想起 ホテル雅叙園東京で「和のあかり×百段階段 2022〜光と影・百物語〜」

2022年7月7日
営業部:後藤 文昭

2022年7月7日(木)配信

草丘の間(テーマ=情念のあかり)

 ホテル雅叙園東京(東京都目黒区)は9月25日(日)まで、館内「百段階段」で「和のあかり×百段階段 2022〜光と影・百物語〜」を行っている。

 各部屋を、アートのような影を映し出す照明演出や放置竹林を再利用したサステナブルな竹あかり、怪談芝居を表現した歌舞伎のあかりなど、さまざまなコンセプトのあかりとオリジナルのサウンドで演出。

 それぞれに、創業200年以上の歴史を誇る伊藤権次郎商店(福岡県八女市)の「妖怪提灯」や、絵巻や浮世絵の伝統的な要素に現代アートを交えた愉快な“モノノ怪”の絵画など夏の風物詩「百物語(怪談)」を想起させる展示を行う。

創業200年以上の歴史を誇る伊藤権次郎商店の「妖怪提灯」

 担当者は「今回初めて『百物語』というストーリーテーマを入れて、あかりと一緒に怪談の要素を楽しめる点がおすすめのポイント。部部屋ごとに展示に合わせたBGMによる音響と照明も合わせ、五感で体感していただきたい展覧会です」と語る。

 また、おすすめの部屋に松竹衣装と歌舞伎座舞台が手掛けた草丘の間を挙げ、「『牡丹灯籠』や『六条御息所』など女性の恋心と怪談交えたしっとりとした部屋。照明も和傘など写真映えするつくりになっているので、ぜひご覧ください」とPRした。

  展覧会に合わせ同ホテルでは、8月 31日まで伊勢型紙や和傘の行灯など、やさしく揺らめく和のあかりに囲まれたコンセプトルームに宿泊できるプランも展開している。1日1室限定で、料金は1室 2人で7万3000円。同企画展の入場券もセットになっている。

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