第11号ふるさとオンリーワンのまち 「郷土割烹 伊豆の味 おか田」(静岡県・南伊豆町)を認定
2022年7月11日(月) 配信
NPO法人ふるさとオンリーワンのまち(津田令子理事長)は6月23日、「郷土割烹 伊豆の味 おか田」(岡田正司社長、静岡県・南伊豆町)を第11号ふるさとオンリーワンのまちに認定した。推薦件名は「南伊豆の風土を活かした郷土料理の創造とお客さま第一のスマイルサービス」。認定式は東京・銀座のレストランバー「サンク」で行われ、岡田社長は「人との縁を大切にしてお客様に喜んでいただき、南伊豆に恩返しをしていきたい」と認定の喜びを語った。
津田理事長は冒頭、「ふるさとオンリーワンのまちの認定事業は、長引くコロナ禍によってなかなか行うことができなかったが、今回の11号認定を新たな出発としたい」と決意を述べた。
「郷土割烹 伊豆の味 おか田」については、伊豆半島最南端の岬・石廊崎など景勝地を有する南伊豆町で、「地域と観光地(人)と郷土料理(味)を結びつける役割を長年担っている」と高く評価した。「金目鯛の煮付けの美味しさはもとより、コロナ禍では全国の方々に『南伊豆の郷土料理をご自宅で楽しんでほしい』と金目鯛の煮付けセットお取り寄せ便の販売も始められた」と紹介。「おか田の地元愛とチャレンジ精神と実行力は類を見ないほど力強い」と語った。
岡田氏は「父が1985年に創業し2代目の私は14年目になる。基本的に人が好きで、コロナ禍でお取り寄せ販売なども行ったが、商品の向こうには必ず人がいる。対話をするつもりで商品を送り、伊豆を訪れたときに『おか田に寄っていただければ嬉しい』という想いを込めた」と語った。
NPO法人の秋山秀一副会長は「過去10回の認定は行政や観光協会などが多かったが、民間の料理店が認定されるのは初めて。今回の認定が全国の料理店にも大きな励みになると思う」と祝辞を述べた。