全国旅行支援見送り 県民割は8月末まで延長(国土交通省)
2022年7月14日(木) 配信
国土交通省は7月14日(木)、新型コロナの感染拡大が見られることから、全国旅行支援の実施を見送ることを決定した。これに伴い、7月14日(7月15日チェックアウト分)までとしていた県民割を、8月31日(9月1日チェックアウト分)まで再び延長する。
国交省では、全国旅行支援の実施の条件として、「6月中の感染状況を見極めたうえで、感染状況が改善されれば7月前半に実施する」としてきた。7月13日(水)、厚生労働省の専門家会議では、「新規感染者数はすべての都道府県で増加しており、感染者の急速な増加の継続が懸念される。医療提供体制への影響も注視していく必要がある」と分析された。
国交省はこれを受けて、全国旅行支援の実施延期を決めた。
一方で、斉藤鉄夫国交相は、「県民割が終了する8月末まで全国旅行支援を行わないということではなく、同事業が実施できる状況になれば、そのときに移行していく」との考えを示した。