岡田美術館 特別展「花鳥風月 名画で見る日本の四季」の秋冬編 (後期)開始 葛飾北斎の「雪中鴉図」など展示
2022年7月19日 (火)配信
岡田美術館(小林忠館長、神奈川県・箱根)は7月16日(土)から、特別展「花鳥風月 名画で見る日本の四季」の秋冬編 ―光琳・歌麿・春草など(後期)が始まった。
後期は、紅葉や菊など秋を象徴するモチーフから、雪景色など冬をテーマにした作品を展示。尾形乾山の「色絵竜田川文透彫反鉢」や鈴木其一の「秋の七草図」、葛飾北斎の「雪中鴉図」などを見ることができる。
また、10月3日までの限定で、2012年に再発見された喜多川歌麿の「深川の雪」の実物を展示。同作品は歌麿の「雪月花」3部作と呼ばれる肉筆画の傑作。「花鳥風月 名画で見る日本の四季」会期中は同館所蔵の「深川の雪」に加え「品川の月」、「吉原の花」3作品の高精細複製画を展示するが、同期間のみ「深川の雪」が実物となる。
特別展「花鳥風月 名画で見る日本の四季」は、 四季折々の自然や風物を題材とした絵画や陶磁、漆工などの工芸品約100件を展示し、季節の移ろいがどのように表現されてきたかを紹介する展覧会。後期は、12月18日(日)まで。
同館では7月20日(水)から、毎年恒例の夏休み企画も開始する。
20日から始まる「ぬりえコンテスト」では、特別展「花鳥風月名画で見る日本の四季」で展示している作品を中心に、子供向け、大人向けのぬりえを用意。受賞者には、2023年カレンダーやペア招待券など豪華賞品をプレゼントする。
7月31日からは、今年で8回目となる「ヨガイベント」をスタート。今年は多くの参加者の要望に応え、夕方の時間にもイベントを行う。
実施日は、7月31日(日)と8月7日 (日)、14日(日)、21日(日)、28日(日)の5日間。朝のレッスンは午前7時15分から8時15分まで、夕方のレッスンは17時15分から18時15分となる。
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