あさひロケーションサービス協議会設立、映画やドラマCMの撮影協力とロケ誘致を通じ、市の魅力と認知度向上などはかる
2022年8月4日(木) 配信
千葉県旭市(米本弥一郎市長)や旭市商工会(平野陽一会長)らは7月25日(月)、あさひロケーションサービス協議会を設立した。
同日市内で行われた初の総会で会長には平野氏を選出。同協議会は、映画やドラマCMなどの撮影に対する協力とロケ誘致を通じ、「市の魅力と認知度、イメージの向上」と、「市民の地域に対する誇りと愛着の醸成」をはかることを目標とする組織。
会員には観光事業者や市民らが名を連ねる。協議会内に、ロケの誘致や製作の支援業務をきめ細かく行う部会「旭おっぺし隊」も立ち上げた。
設立にあたり、同協議会顧問を務める米本市長は同協議会設立の狙いを、ロケ誘致を官民一体で一層強力に推進するためと説明した。そのうえで、「旭市内でのロケの誘致、映画、ドラマなどの撮影の協力を行うための人材育成、ロケを通じて効果的に旭市をプロモーションする方法などを学び、1つでも多くのロケの聖地を皆様と一緒に作り上げ、制作会社、視聴者どちらからも『ロケのまち 旭』と言われるような取り組みを行っていきたい」と力を込めた。
一方、会長に選出された平野氏は「自分たちが努力することで旭市が発展し、さらに自分たちに帰ってくる。当然、一生懸命やればやるほどこの協議会の楽しさがわかってくると思います。メディアを通して『旭市を銚子のとなり』とは言わせないぞという意気込みでぜひ頑張っていただければ」と呼び掛けた。