No.386 47都道府県観光アンケート - 「観光」へ積極的な予算を!
47都道府県観光アンケート
「観光」へ積極的な予算を!
年々高まる「観光」への期待のなか、一方で予算額の少なさを指摘する声も多く聞かれる。旅行新聞新社では昨年に続き47都道府県へ観光関連のアンケートを実施。観光関連予算の合計は586億2931万円、各都道府県の平均は12億4743万円、一般会計の総額における比率平均は0.1762%となった。人件費と補正予算の扱いなど条件は異なるので一概に比較はできないが、1つのデータとして紹介する。
【伊集院 悟】
34自治体で予算額増加
2014年度の47都道府県の観光関連予算の合計は586億2931万円となった。昨年度の607億4155万円から約20億円の減少だが、昨年は石川県が新幹線開業PR推進ファンド造成における100億円の貸付金を含んでいたので、実質、80億円ほど増額していることになる。47都道府県の平均は12億4743万円。一般会計予算における観光関連予算の比率の平均は0・1762%となった。
観光関連の予算を昨年度と比較すると34の自治体で昨年より増加。最大で13億円近く増加した自治体もある。一方、減少した自治体では5億円を超える減額も見られた。一般会計予算総額における観光関連予算の割合を昨年度と比較すると、32の自治体で前年度より割合を伸ばしており、各自治体で少しずつではあるが、観光予算を増やし始めているのがわかる。…
※ 詳細は本紙1565号または11月6日以降日経テレコン21でお読みいただけます。