海外新展開など発表、「星のや バリ」は来夏完成(星野リゾート)
星野リゾート(星野佳路代表、長野県北佐久郡)は10月15日、東京都内でプレス発表会を開き、インドネシアで運営予定の「星のや バリ」の進捗状況や、バリに続く海外での運営施設「星野リゾート Kia Ora ランギロア」での新展開を発表した。
星野代表は冒頭で、「施設への投資でなく運営ノウハウの投資ができるのが星野リゾートの強み。我われが所有と開発から離れた運営会社でありたいということを改めてお伝えしたい」と強調し、各施設のダイジェストを語った。
「星のや バリ」については、「旅館メソッドをバリに持って行きたい。私たちが日本の旅館でやってきたような、地域の魅力や地域らしさ、住む人たちが自分たちのプライドを感じられるサービスで、バリになかったリゾートができる」と期待を込めた。
「星のや バリ」は当初2014年内の開業を目指していたが、工期が遅れており、開業は15年の夏ごろになると発表した。
また、15年4月1日から、世界で2番目に大きなラグーンを持つタヒチ最大の環礁の島ランギロア島で「星野リゾート Kia Ora ランギロア」の運営を始める。客室はプライベートアイランドや水上バンガローなど全65室。