3年ぶりに「下呂温泉まつり」、花火ミュージカルで初めて桟敷席を設置
2022年8月25日(木)配信
岐阜県の下呂温泉街で8月1日(月)~4日(木)まで、夏の祭典「下呂温泉まつり」が開かれた。市民や来場者の協力も得ながら感染防止策を徹底し、3年ぶりに「下呂温泉花火ミュージカル夏公演」などを開催。温泉街は熱気に包まれた。
3日(水)の花火ミュージカルは、デジタル技術を駆使し、さまざまな音楽のテンポに合わせて1万3000発の花火を打ち上げる、音と光のライブショー。今年は特等席で観覧できる有料の「桟敷席」も設けられ、観客は約30分間の音楽と花火のシンクロを楽しんだ。
期間中は、太鼓やダンスなどの路面パフォーマンス、湯の華みこしパレード、下呂おどりなどを日替わりで行い、来場の分散を促した。花火や炎に包まれて「椀みこし」と5頭の龍が乱舞する「龍神火まつり」は、演舞を行わず、今春オープンした下呂市観光交流センター「湯めぐり館」で龍頭の展示や過去映像を上映した。