“県の魅力伝える場に”、オープニングセレモニー開く(銀座NAGANO)
長野県の首都圏総合活動拠点「銀座NAGANO~しあわせ信州シェアスペース~」が10月26日、東京・銀座にオープンした。
当日は午前10時30分からオープニング・セレモニーを開催。開式の冒頭で阿部守一長野県知事が「単なる物産館ではなく、首都圏の皆さんに長野県の魅力をしっかり伝える場にしたい」とあいさつし、続いて来賓を代表して風間辰一長野県議会議長、母袋創一長野県市長会相談役(上田市長)、藤原忠彦長野県町村会会長(川上村長)、北村正博長野県商工会議所連合会会長、野原莞爾信州・長野県観光協会理事長が祝辞を述べた。その後、店頭に移動してテープカット・セレモニーを実施。阿部知事のオープニング宣言に合わせて、テープカットが行われた。
1階の物販コーナーで購入できる長野県産の農産物やワイン、地酒、そばなどを求め、午前11時の開店前から入場整理券を求めて長蛇の列ができた。開店後、客は1階に並ぶ約1千アイテムの商品を品定めし、県産ワインや地酒の有料試飲を楽しむ姿も多く見られた。
午後からは長野県出身のタレント・峰竜太さんと乙葉さんもオープニングイベントに参加し、阿部知事と「信州の食」をテーマにトークセッションを行ったあと、1日店長を務めるなど、会場を大いに盛り上げた。
銀座NAGANOは銀座5丁目のすずらん通り沿いに新築された8階建てビルの1・2・4階の3フロアを使用。1階が物販コーナーと旬の信州味わいコーナー(有料の試飲・試食コーナー)、2階がオープンキッチン付イベントスペースと観光情報コーナー、4階が移住交流・就職相談コーナーで、各フロアを連携させることで長野県の魅力を最大限にアピールしていく。長野県と信州・長野県観光協会が協力し、管理・運営を行う。
開設3年目の2016(平成28)年度の成果目標として、来場者数35万人、イベント実施延べ団体数300団体、移住・Iターン就職者数100人以上を目指すという。