県民割9月30日まで延長 全国旅行支援の実施判断見送る(観光庁)
2022年8月25日(木) 配信
観光庁は8月25日(木)、8月31日(水)宿泊分(9月1日チェックアウト分)までとしていた地域観光事業支援(県民割支援)の期間を、9月30日宿泊分(10月1日チェックアウト分)まで延長することを決めた。
2021年4月1日(木)から始まった地域観光事業支援は、全国・地域の感染状況などを勘案し、ワクチン接種証明書・陰性証明の提示や、隣県への適用、ブロック割への拡大など、その都度運用方法を調整してきた。
また、全国旅行支援の実施については、「新規感染者数や病床使用率、療養者数、死亡者数など感染状況を見極め、改善が確認できれば、速やかに行う」(観光庁)予定だ。
7月20日(水)の観光庁長官会見で和田浩一長官は、「今年の3月にまん延防止等重点措置が終了して以来、国としては移動や旅行の自粛を求めていない。観光庁としては、地域の状況に応じた観光支援を行っていく」と説明した。
観光庁は、「旅行に出掛ける際は基本的な感染対策をしっかりととったうえで、お出掛けいただきたい」と呼び掛けている。