北海道・しかりべつ湖コタン名物「氷上露天風呂」 浴槽新設のクラウドファンディングを開始
2022年9月8日(木)配信
北海道十勝管内で冬の間だけ現れる幻の村「しかりべつ湖コタン」は、人気の「氷上露天風呂」新設に向け、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で、全国から支援を募っている。
然別湖は、大雪山国立公園内にある唯一の自然湖で、標高810㍍に位置することから「天空の湖」とも呼ばれている。例年、12月下旬には結氷することから、凍った湖上に幻の村「しかりべつ湖コタン」が作られる。氷で作ったグラスでドリンクを楽しめる「アイスバー」や名物「氷上露天風呂」などが人気だ。
今回は20年以上使用してきた「氷上露天風呂」の浴槽老朽化に伴い、クラウドファンディングを立ち上げた。新設に当たり「イベントを未来に向けて発信し続けるためにより衛生的で、環境に優しいシステムを作りたい」(実行委員会)という。計画では、浴槽を丸型から設置しやすい四角い形状に変更。排水口の場所も見直し、清掃しやすくすることで、衛生面も改善する。排水システムでは、ポンプを増設することで、オーバーフローをなくし、環境にやさしい仕組みを取り入れる。
支援募集は2022年10月31日(月)まで。然別湖コタン「プレミアムシーズンパス」や「アイスロッジペア宿泊券」などのリターンを用意している。