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EXPO2022の見どころを紹介 サステナブル観光がテーマ(ツーリズムEXPOジャパン)

2022年9月14日(水) 配信 

ツーリズムEXPOジャパン2022 キービジュアル

 ツーリズムEXPOジャパン推進室アシスタントマネージャー・広報担当の石井悦子氏(日本旅行業協会)は9月14日(水)に開いた日本旅行業協会の定例会見で、9月22(木)~25日(日)に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開かれるツーリズムEXPOジャパン2022の国内・海外・企業出展ブースの見どころを紹介した。今大会は4年ぶりの東京開催となり、コロナ禍の中で世界70カ国・地域が出展する予定だ。

 今大会のテーマは、「新しい時代へのチャレンジ~ReStart~」。ウィズコロナ・ポストコロナを見据え、新しい時代におけるサステナブル・ツーリズムや多様性、さまざまな旅のカタチを情報発信していく。

 石井氏は、「4年前の東京大会とはガラッと変わった展示が見られる。ライフスタイルや旅行のカタチなど、コロナ禍を経て変化を強いられたものがたくさんあるが、どの展示もそれらを前向きに捉えている。新しい観光の広まりを感じて、楽しんでほしい」とコメントした。

 

国内ブース

白川郷(イメージ)

 

 SDGsをコンセプトに、「和」をテーマとしたエコツーリズムを展開するグランピング施設である「マウントフジ里山バケーション&緑やマウントフジエコツアーズ」(静岡県)。初出展となるこのブースでは、富士山のふもとの里山を巡るエコツアーで使用されるE―バイクの展示や、サウナテント体験をプレゼントする企画を用意する。

 農林水産省は「農泊~Countryside Stays~」として、農山漁村滞在型旅行の「農泊」の魅力を全国599地域の中から選りすぐって紹介する。プレゼンテーションステージでは、農泊地域と会場をオンラインでつなぎ、現地のようすを中継で伝える。また、スペシャルゲストに旅好きで知られるタレントの眞鍋かをりさんを招き、トークショーを開く。

 岐阜県・白川村ブースでは、新たな観光の魅力と観光マナーなどをまとめたルールブックを設置し、白川村が取り組んでいるサステナブル・ツーリズムを、地域ならではのコンテンツとともに展示する。

 

海外ブース

サウジアラビア(イメージ)

 

 初出展となるサウジアラビア政府観光局。サウジアラビアは19年にビザが解禁され、海外からの観光客の受け入れが始まるなど、新しいサービスや規制緩和が進んでいる。クロマキー撮影(グリーンバックなどでの背景合成を使った撮影方法)のフォトブースを用意し、日本にいながらサウジアラビアの雄大な風景をバックに写真撮影ができる。

 南アフリカ観光局ブースでは、「ンデベレアート」やビーズアクセサリーが制作できるワークショップのほかにも、ワイン&ルイボスティーの試飲、バーチャルサファリ体験など、コンテンツが盛りだくさん。同国の観光親善大使を務める女優の高橋ひとみさんのトークショーも予定している。

 

企業ブース

 日本旅行は、協業しているガイアリンクのメタバースプラットフォーム「バーベラ」を体験できるエリアを設置した。アバターを用いて、3D仮想空間の「ガイアタウン」を自由に散策し、会議や研修などに活用可能なバーチャルオフィスを見学することができる。気軽にメタバース空間にアクセスできる新しいコミュニティのカタチの体験を提供する。

 

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