学生が開発した「チバピザ」 海の駅九十九里で「ほぼ完売」の高評価(城西国際大学観光学部の山本ゼミ)
2022年9月21日(水) 配信
「千葉県の美味しい食材で観光客を喜ばそう」と「チバピザ」メニューの開発にとりくんできた、城西国際大学(千葉県東金市)観光学部の山本ゼミの学生は9月9(金)~11日(日)の3日間、海の駅九十九里(九十九里町)で実際に販売したところ「ほぼ完売」し、観光客に高い評価を受けた。
今回提供したピザは「イワシの親子ピザ」と「イカ一夜干しのおつまみピザ」の2種類。7月15日に外部識者らを招いて実施した「千葉ピザメニュー開発予選会」を勝ち抜いた自信作だ。
「和食や魚介類など、同じようなメニューで固着しつつある千葉県の『旅ナカ食』を、地元食材を使用して何とか喜んでもらえるメニューを開発したい」と知恵を絞り、試行錯誤を繰り返した学生たちの想いが2種類のピザには込められている。
地元テレビで学生が考案したピザのお披露目会のようすが紹介されると、期間中、同海の駅に「まだ販売されているのか」などの問い合わせが多数あったという。
山本剛助教は「着想から販売まで約半年の短い期間だったが、地元のお客様の応援メールや、生産者や行政など多くの方々のご協力によって学生ともども報われた気持ち」と謝意を述べ、「ぜひ、来年もチバピザで県内観光地を盛り上げていきたい」と話している。