持続可能な観光地が評価 長官表彰に6団体受賞(観光庁)
2022年9月30日(金) 配信
観光庁は9月21日(水)、第14回観光庁長官表彰の受賞者を発表した。持続可能な観光地づくりを地域が連携して推進したとして、「Green Destinations持続可能な観光地TOP100選」とUNWTOベスト・ツーリズム・ビレッジ認定と、日本唯一のダブル受賞を果たした北海道・ニセコ町など、計6団体を選んだ。
このなかで選出された裏磐梯観光活性化協議会(福島県・北塩原村)は、コロナ禍においても「SDGs教育旅行」を推進し、同地域のホテルの教育旅行宿泊利用者数を、2年間で約5倍増にした実績が評価された。
下呂温泉観光協会(岐阜県下呂市)は、CRMアプリなど積極的にDX導入し、観光客の消費動向データなどから適切なマーケティング・プロモーションを行って、宿泊者数をコロナ前の水準まで早期回復させたことが受賞につながった。
このほか、キタ・マネジメント(愛媛県大須氏)、美しい村・鶴居村観光協会(北海道・鶴居村)、積水ハウスとマリオット・インターナショナルが受賞。
また、アパグループと西武・プリンスホテルズワールドワイドへは、水際対応などのため待機宿泊施設として政府にホテル施設を提供したとして、特別感謝状を贈呈することを決めた。