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東武トップツアーズ、上勝町と連携協定 DX促進とにぎわい創出で

2022年10月11日
編集部:長谷川 貴人

2022年10月11日(月)配信

写真左から3番目が花本町長、4番目が百木田社長

 東武トップツアーズ(百木田康二社長、東京都墨田区)は10月4日(火)、徳島県・上勝町(花本靖町長)と包括連携協定を結んだ。上勝町のより一層のDX(デジタルトランスフォーメーション)化の促進と、視察研修先としての商品開発やプロモーションの実施などを通じて、同町のさらなるにぎわい創出をはかる。

 上勝町は、徳島県中部の山間地域にあり、町内から出る焼却・埋め立てごみをゼロにするというゼロ・ウェイスト宣言を2003年に日本で初めて宣言。ごみ自体を出さない社会を目指した取り組みを町全体で推進している。このほか、レストランや料亭の料理を彩る「つまもの」栽培に着目した「葉っぱビジネス」などの先進的な取り組みで、内外から非常に高い関心を寄せられている。

 東武トップツアーズは、同町の取り組みを紹介するスタディツアーを19年に企画・実施。昨年は経済産業省のスマートシティ事業や農林水産省の農泊事業を行うなど、連携した取り組みを進めてきた。このような経緯により、今回協定を締結するに至った。

 同社は今後も、自治体や地域と連携しながら地域の持つ魅力を発掘し、新たな観光コンテンツとして磨き上げに注力。旅を通じ、地域の暮らしと豊かな社会に貢献する取り組みを進める方針だ。

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