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ダイブ、ネパールで特定技能の試験対策セミナー 宿の人手不足解消につなげる

2022年10月18日
編集部:木下 裕斗

2022年10月18日(火) 配信

セミナーのようす

 宿泊業界に特定技能人材を紹介するダイブ(庄子潔社長、東京都新宿区)は9月16日(金)、17日(土)、20日(火)の3日間、10月10(月)~20日(木)に行われる宿泊分野の特定技能1号測定試験に先立ち、実施場所のネパールで受験を希望するネパール人に就労説明会と試験対策セミナーを開いた。日本へ渡航可能な外国人人材を増やし、宿泊業界の人手不足解消につなげる。

 同説明会とセミナーは、観光庁の「宿泊業における外国人材の雇用促進に関する業務」の一環として開催。特定技能人材を紹介する日本の企業として、唯一の現地での試験対策セミナーとなった。

 海外での宿泊分野の特定技能1号測定試験は2019年10月ミャンマーで開催して以降、他国で実施していない。今回は受験者数が約2100人となる予定だ。厚生労働省によると21年10月末時点で、日本で働くネパール人の人数は9万8260人とベトナム、中国、フィリピンに次いで4位。ネパール語と日本語の文法は似ており、言語習得がほかの言葉よりも容易なため、ネパール人は日本で活躍しやすいという。

 セミナーでは宿泊分野の特定技能1号測定試験の概要のほか、申込方法、勉強方法、問題の解説を行った。また、ネパール人材の活躍事例も紹介した。受講生は282人だった。同社は試験終了後の11月3(木)~5日(土)に、ネパールで日本の宿泊施設とネパールの特定技能人材のマッチングイベントを開き、日本での就労を勧める。

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