京旅協 協定機関と懇談 情報交換で連携強化
2022年11月5日(土) 配信
京都府旅行業協同組合(森野茂理事長、50組合員)は9月14日、京都市内のホテルで、受入協定機関を招き、懇談・交流会を開いた。コロナ禍で中断していたため、3年ぶりに開催となった。
懇談会では、これまで識者を招いた講演などを実施していたが今回は商談スタイルに変更した。組合員が座るテーブルに、近畿や東海、北陸などの旅館、食事・土産施設の担当者が回り、送客を呼び掛けた。
交流会には、京都府の西脇隆俊知事や京都市の門川大作市長ら多数の来賓が出席した。
森野理事長は「全国旅行支援開始と入国者の上限撤廃という業界にとって明るいニュースがあった。コロナ前とはお客様の旅のスタイルが変わってきており、直接皆様と対面して情報交換することの重要性を改めて認識している」と話した。
西脇知事は「今夏は祭事が復活し街ににぎわいが戻ってきた。京都を訪れる修学旅行も戻りつつある。まもなく始まるであろう全国旅行支援と入国者の上限撤廃を京都の発展のために活用していく」と述べた。
門川市長は「コロナ前まで順調に件数が伸びていた京都での国際会議がぴたっと止まった。政府にはG7並みの規制緩和を行い、ビザ免除による入国を早期に実現してもらいたい」と訴えた。