外国人観光案内所の強化 DX活用実証事業を4件採択(観光庁)
2022年10月21日(金) 配信
観光庁はこのほど、「DXを活用した外国人観光案内所機能強化実証事業」の採択事業を4件発表した。従来の課題の解決と、DXの技術を活用し機能強化につなげる取り組みを行うことで、今後の観光案内所の強化方策を明らかにしていく目的。
日本政府観光局(JNTO)が認定する外国人観光案内所は、訪日外国人旅行者に対する多言語での情報提供拠点として重要な役割を担っている。観光庁では、外国人観光案内所のサービスの質の向上に取り組んでいるが、これに加えて、ブランド力の強化やサービスの質の向上、持続可能な観光、自然災害、新型コロナ感染症──などへの対応も重要な課題となっていた。
こうした課題を解決し、実証事業のなかで観光案内所の強化方策を練っていく。
このほど採択された事業は次の通り。
▽DXを活用したエリアマーケティングと機能強化(エイチ・アイ・エス、東京都・栃木県)
▽109言語観光コンシェルジュ実証事業(大阪観光局、大阪府)
▽グーグルマップを活用したFIT周遊支援実証事業(JKL331、東京都・山梨県・静岡県)
▽ターミナル拠点観光案内所連携による機能強化(東急、東京都・北海道)