福井県×ゴディバ、コラボ成果を報告 食や伝統工芸で事例多数
2022年10月28日(金)配信
福井県は10月27日(木)、東京・日本橋のGODIVA café(ゴディバカフェ)にメディア関係者を招き、高級チョコレートブランド・ゴディバジャパンとのコラボ成果報告会を開いた。
両者によるコラボは昨年から始まった。ゴディバ社のジェローム・シュシャン社長が、学生時代に福井県の永平寺を訪れ、禅の心に惹かれた「縁」がきっかけだ。昨年は、シュシャン社長が「そばとチョコレートとの相性の良さ」を提案。福井県がシュシャン社長に福井ブランドの魅力発信を担う「フクイブランド・グランシュバリエ」を委嘱し、県内そば店で「マリアージュキャンペーン」を実施した。
あいさつに立った福井県の杉本達治知事は「食や伝統工芸、そして禅、さまざまなカタチでこれからもコラボレーションさせていただき、福井、そして日本を世界に発信したい」と期待を込めた。一方、シュシャン社長は「記憶に残る幸せなときを届けるというゴディバのミッションと、幸福度日本一の福井県はとても親和性がある」と、コラボの意義を伝えた。
会場には、越前漆器の技法を生かしたチョコレートの専用箱「バロタン」や、和菓子店と造る月替わりスイーツなど、コラボから生まれ、ゴディバカフェで販売している商品も多数展示。企画に参加した福井県側の各社からは「創作秘話」も披露された。
ふくいそばとゴディバのマリアージュキャンペーンは、今年も参加を106店まで拡大し、11月12日(土)から12月15日(木)に実施する。