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JTB、角田市(宮城県)にサテライトオフィス開設 ふるさと納税業務で

2022年11月2日
編集部:長谷川 貴人

2022年11月2日(水)配信

角田市は、“こめ・まめ・うめ・ゆめ・ひめ”の「5つの“め”」の魅力でブランド作りに取り組む

 JTB(山北栄二郎社長)は11月1日(火)、宮城県角田市にサテライトオフィスを開設した。同市内でふるさと納税のサポート体制の強化、ふるさと納税の返礼品を通じた地域活性化を目指す。

 同社は、今年10月から角田市のふるさと納税一括代行業務を受託した。今後は同拠点を通じて地域に根ざし、地元事業者や寄附者と密接なコミュニケーションをとり、角田ブランドの魅力的な新規返礼品の発掘や既存返礼品の価値向上、角田市の活性化に取り組む。

 より多くの寄附者に角田市を知ってもらうきっかけを増やすため、10月に新たな返礼品受付サイトとして「ふるさとチョイス」を新設した。寄附者が返礼品をより検索しやすいように「楽天ふるさと納税」サイト内の角田市ページも刷新する。

 また、地元事業者との協力関係を大切にし、魅力ある新たな返礼品の開発とサイトの掲載内容の拡充をはかりながら、地場産品の販売促進や地元産業の活性化を目指す。主力返礼品の事業者である現地企業・アイリスオーヤマとより密に連携し、共に角田市の寄附額のさらなる拡大と地域活性化に力を入れていく。

 角田市の21年度ふるさと納税受入額は29億1237万円、受入件数6万4008件。総務省の調査によると、受入額が宮城県内第1位を記録した。主な返礼品は、アイリスオーヤマ社製品、仙台牛、角田市産米、クラフトビールなど。

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