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23~25年の観光施策を説明 和歌山県観光連盟わかやま紀州館 “和みわかやま”東京レセプション2022開く

2022年11月8日
営業部:後藤 文昭

2022年11月8日(火) 配信

 和歌山県観光連盟わかやま紀州館はこのほど、東京都内で“和みわかやま”東京レセプション2022を開いた。

 そのなかで和歌山県は、23年に「弘法大師御誕生1250年」、24年に「世界遺産登録20周年」、25年に「大阪・関西万博」と、同県の観光産業にとって追い風となる大きなイベントが続くことから、この3年間を「ダイヤモンドイヤー」と位置づけ、コロナ禍からの反転攻勢をはかると説明した。

 「弘法大師御誕生1250年」の記念事業では誕生の地「善通寺(香川県善通寺市)、布教の地・根本道場の「東寺」(京都府京都市)、入定の地・修禅道場の「金剛峯寺」(和歌山県・高野町)の三霊跡を巡礼するスタンプラリーを実施する予定としている。

 また、世界遺産登録20周年では該当する地域だけではなく、県内各市町村や観光協会、事業者で一体となり受け入れ環境の整備と体験メニューを用意、1泊でも多く旅行者に宿泊をしてもらい、観光消費を促していきたいと説明。併せて、サイクリングやアウトドアなど県が注力している事業の近況も報告した。

 仁坂吉伸知事は参加したメディア関係者に対し「旅行者にとっての観光の目的は、サイクリングであったり、寺社仏閣巡りであったり旅先でなにをするかであり、我われ観光地にとってはそのような個々にたてられるプランにどう適応していくかが戦略である。皆さんには、今日の話を参考に、そして付加価値を付けて全世界の旅行者に和歌山をアピールしてほしい」と呼び掛けた。

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