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鹿児島県旅行業協同組合、障害者支援研修開く 国体前に誰もが楽しむ観光地へ

2022年11月16日
編集部:木下 裕斗

2022年11月16日(水) 配信

視覚障害者への誘導のコツや声掛け方法などをレクチャーする

 鹿児島県旅行業協同組合(中間幹夫理事長)は12月9日(金)、かごしま県民交流センター(鹿児島県鹿児島市)で「~鹿児島をだれもが楽しめる観光地へ~観光・旅行のサポーター育成研修」を開く。2023年の国民体育大会「感動かごしま国体」を前に、観光地やレストランなどを利用する障害者を支援できる人材の育成によって、より多くの来県者をもてなしたい考え。

 当日は車イスユーザーでNPO法人自立センターてくてくの川崎良太氏による研修「心のバリアフリーとは」のほか、盲導犬ユーザーでアイメイト会長の春田ゆかり氏の講演「視覚障がい者への誘導のコツ」を開く。さらに、旅のユニバーサルデザインアドバイザーでUDラボ堤玲子氏が「レストランや土産物売場での声掛け方法」と題した、研修も実施する。

 対象は観光と旅行、サービス業の従事者のほか、一般の人。募集人数は15人。費用は無料。また開催後に、ユーチューブでも配信する。申し込み・問い合わせは鹿児島県旅行業協同組合まで。

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