HIS、22年海外1人旅は25%に 19年から11㌽上昇 感染リスクや予防などで
2022年11月17日(木) 配信
エイチ・アイ・エス(HIS、矢田素史社長)が9~10月に予約状況からまとめた、海外への1人旅の動向によると、2022年の1人旅の割合は、コロナ禍前の19年同期比で11・0㌽上昇し25・2%を占めた。新型コロナウイルスの感染に対するリスクや予防などがおもな要因だと分析している。
調査は、パッケージツアーまたは航空券を申し込んだ人を対象にした。
今年の人気旅行先の1位は韓国・ソウル。次いでタイ・バンコク、フィリピン・マニラ、韓国・釜山、台湾・台北と続く。
年代別では60代が23・8%と最も多かった。2位は50代で20・1%。3位は20代の19・4%。男女比は半々から女性の比率が若干高い傾向だった。20代では女性が約68%とほかの年代より女性比率が大きかった。
購入商品は90・6%が航空券を選んだ。パッケージツアーは9・4%。同社は「1人でパッケージツアーを利用する場合、追加代金が必要になるため」としている。
国際線が順次、運航を再開しているため、予約は2~3カ月先が主流になっているという。