島根県観光連盟 島根の旬の話題紹介 旅行会社などに説明会
2022年11月22日(火)配信
島根県観光連盟は10月24日、大阪市内で旅行会社や報道機関を集め、観光情報・素材説明会を開いた。
同連盟の松本修吉専務理事は「全国旅行支援の開始やインバウンド再開でにぎわいが戻りつつあるなか、島根では全国の八百万の神々が出雲の地に集う神在月のシーズンを迎える。各地の旬のネタを商品造成の素材として活用してほしい」とあいさつした。
説明会では松江と出雲、安来、奥出雲、石見銀山、石見、隠岐の各エリアの最新情報を紹介した。
松江市は、国宝・松江城のお堀をめぐる遊覧船「ぐるっと松江堀川めぐり」の「弁当船」をアピールした。竹かご弁当を船内で食べながら、風流な船旅が楽しめるプランで、料金は1人2800円。
出雲市は、出雲周遊観光タクシーうさぎ号や今年度から冬季にも拡大実施している出雲神楽定期公演を紹介した。日御碕には11月16日、星野グループの「界 出雲」が開業する。全39室で日本海を望む客室や大浴場が備わる。
安来市は、戦国時代の大名・尼子氏の居城だった月山富田城跡や日本遺産に認定されている日本古来の製鉄法「たたら」を総合的に紹介する「和鋼博物館」などの文化的魅力を紹介した。
奥出雲町も「たたら」に関する観光資源をアピール。「奥出雲たたらと刀剣館」では、刀匠による日本刀鍛錬実演を見学することができる(有料)。