小豆島観光戦略会議 ロケ相次ぎ活用へ 万博などで受入も拡大へ
2022年11月22日(火)配信
香川県・小豆島の官民で組織する小豆島観光戦略会議(会長=岡野能之・土庄町長)は10月25日、大阪市内のホテルで旅行会社や報道機関を集め、「小豆島観光説明会2022」を開いた。
岡野会長は「小豆島は一つの考えのもと観光事業を進めている。高松駅周辺の再開発が進み、2025年には瀬戸内国際芸術祭、そして大阪・関西万博の開催が控える。小豆島として受入態勢の充実・拡大をはかっていかなければならない」とあいさつした。
続いて、同会議の有本裕幸本部長(二十四の瞳映画村専務理事)が、「小豆島のポテンシャル」と題し、プレゼンテーションを行った。有本本部長は近年、島内で映画やドラマ、CMのロケが相次いでいることを挙げ、「コストを掛けてでも小豆島で撮影したい素晴らしい風景があるからだ」と強調した。そのうえで、「(観光動向の)分析をしっかりして、小豆島観光のポテンシャルがどこにあるのか。伸ばせるところを伸ばしていきたい」と話した。
説明会では、俳優・野村宏伸さんを起用しワーケーションをテーマに島の風景を描いた動画など、4本の観光動画を放映した。
説明会前には旅行会社との商談会が行われ、説明会後には来賓を招き、盛大に懇親会が行われた。