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観光教育で近ツーと連携、新学科の履修サポート(横浜商科大)

横浜商科大学柴田学長(左)と近ツー木島本部長
横浜商科大学柴田学長(左)と近ツー木島本部長

 横浜商科大学(柴田悟一学長)は11月26日、近畿日本ツーリスト(小川亘社長)と観光振興で連携協力をする基本事項について協定を結んだ。2015年度の「観光マネジメント学科」新設に合わせ、近畿日本ツーリストが単位履修とセットで本格的にサポートし、実践的な観光教育を目指す。

 柴田学長は学科新設について「文化交流・まちおこし・都市景観など、どの分野にも観光が関わるようになり、広く人材育成をしていくうえで新学科を新設した」と述べ、商学部のなかでも観光を1つの重要な柱とすることを強調した。

 近畿日本ツーリスト営業統括本部首都圏営業本部長の木島正人氏は「旅行業で培ってきたノウハウを活かし、観光分野における人材育成となる旅行やイベントなど具体的な案件の立案や実施に関することに協力することで、横浜商科大学を全面的にサポートする」とし、「2020年に向けて可能性が広がるなかで観光に関するグローバルな人材育成に寄与したい」と述べた。

 具体的には同社が運営している「温泉DE女子フットサル大会IN箱根」に学生が参加し、実際にスポーツイベントを運営することで現場を学んでもらう。

 そのほか、現役学生による着型商品の開発や販売など、学生が自ら立案したツアーを学生自らが販売できるようにサポートしていく予定。

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