11月の旅行意欲、微減少 第8波の影響は限定的(いこーよ総研)
2022年11月28日(月) 配信
アクトインディ(下元敬道社長、東京都港区)が運営するいこーよ総研はこのほど、10月・11月のお出かけ市場レポートを公開し、分析を行った。この結果、全国旅行支援がスタートして各地の観光地がにぎわっているなか、「いこーよ」Webサイトのアクセス数を見ると、11月のお出かけ意欲は10月よりもやや減少傾向にあることが分かった。
調査は11月7(月)~10日(木)に、いこーよユーザーを対象に行われた。
コロナ前の2019年比では、22年10月は19年同月比104%と好調だったが、11月は同96%とやや低調に推移した。
同社は、「旅行に意識・行動が向いていることに加え、第8波の影響もあると思われる」と分析した。
全国旅行支援の利用状況については、「支援を利用して旅行に行く予定」が33%、既に「利用して旅行に行った」が19%だった。
第8波の影響が出始めているが、感染拡大状況がそれほど爆発的ではないこともあり、影響は限定的となっている。
「行きたいと思う人が一通り旅行の準備などが終わったのか、10月にあった旅行への大きな関心も収まってきているようだ」とした。