松本城で12―2月開催 レーザーマッピング
2022年12月1日(木)配信
長野県松本市の「国宝松本城」を舞台にレーザーマッピングによる「光」と「音」が織りなす演出「松本城~氷晶きらめく水鏡~」が、12月1日から開かれる。今年で2年目の開催となる。
松本市の冬の2大イベント「松本市イルミネーション」と「国宝松本城氷彫フェスティバル」からなる「光と氷の城下町フェスティバル」がいよいよ開幕する。12月から2月の3カ月間は松本城レーザーマッピング「松本城〜氷晶きらめく水鏡〜」をはじめ、市街地イルミネーションで街が彩られる。そして、1月下旬には「国宝松本城氷彫フェスティバル」で城と冠雪の北アルプスを背景に瞬間の芸術・氷像が出現。この冬、光と氷の幻想的で壮麗な世界が信州・松本に広がる。
松本城レーザーマッピングでは、前回のノウハウを生かし、最新システムを使用することで、昨シーズンよりも見応えのあるビジュアル表現と煌びやかな光が楽しめる。レーザーの特徴である「点」と「線」の描画で構成される演出は、対象物をスクリーンとするプロジェクションマッピングとは一味違い、松本でしか観ることのできない芸術作品。また、光と氷の城下町フェスティバルを盛り上げる「新たなイルミネーションスポット」や「グルメキャンペーン」も同時開催する。
松本城レーザーマッピングの期間は、12月1日―来年2月28日。会場は松本城公園。点灯は午後6時―9時、15分間で3演出を公開する。演出は各3分間で全10演出を用意。時期で公開する演出が異なる。市街地イルミネーションは午後5時―10時まで点灯される。
また国宝松本城氷彫フェスティバルの期間は、来年1月28・29日の2日間。会場は松本城公園で、制作は28日の午後5時―翌早朝、展示は29日でライトアップが午前5時30分から、通常は午前6時から。12月27日―29日の間、市街地での氷像制作・展示や松本城公園での催しを開催する。
このほか、冬の2大イベントを盛り上げる関連企画として「トワイライトスクエア」を実施。年末の黄昏時、枡形広場に現れる美しく不思議な世界。12月の1カ月間、大手の枡形広場が空間演出家・小林響氏制作のシンボルツリーとイルミネーションで彩られ、街行く人々の目を楽しませてくれるクリスマススポットとなる。そして毎週末には冬の松本を楽しむための4つのイベントを開催。12月3・4日(午前10時―午後7時)は美須々の杜のモールがプロデュースするクリスマスマーケット、12月10・11日(同)は毎月開催している古市がヨーロッパの蚤の市さながらの雰囲気でクリスマス古市、12月17・18日(終日)は「Art Park」(小林響×橋本忍)2人のアーティストによるアートセッション、12月24・25日(午前11時―午後8時)は「クリスマスバル&ライブ」でキッチンカーや飲食店による屋外バルとアーティストによるライブを開催する。
問い合わせ=松本市観光プロモーション課 ☎0263(34)8307。