銀座グランドホテル、大原学園と企画練る 学生視点取り入れ販売へ
2022年12月5日(月) 配信
グランビスタ ホテル&リゾート(須田貞則社長、東京都中央区)が運営する銀座グランドホテルは大原学園 東京ホテル・トラベル学院専門学校(東京都千代田区)と連携し、宿泊プランを造成している。
10月~23年3月までの期間、ホテルスタッフコースの2年生が講義を受けたうえで2月13日(月)に、プレゼンテーションを行う。最優秀に選ばれた企画は商品化される。
学生ならではの発想によるプランで、銀座ならではの新しいホテルライフを発信する。また、ホテルの魅力を実際に知ることにより、就職活動にも役立て、同社の人材確保にもつながればとの考えだ。大原学園は社会的使命として「将来活躍できる人材を輩出する」を掲げている。
受講生はこれまで、4回の講義で同ホテルの支配人から、客層の設定などの造成方法や、プランを企画したスタッフから実体験を聞いた。今後も複数回の授業を実施していく。そのなかで、学生は7グループに分かれ、宿泊プランを立案する。
同社広報PR課の柴崎真里奈氏は「学生は想定時間以上に質問するなど熱心だ」と期待を寄せている。