「ONSEN・ガストロノミーツーリズムコラム」 冬の絶景がこの地の魅力( 青森県・十和田湖・奥入瀬渓流)
2022年12月8日(木) 配信
青森・秋田の両県にまたがる十和田湖と、湖から流れ出る唯一の河川である奥入瀬川の上流14㌔の流れ、奥入瀬渓流。両者は、十和田八幡平国立公園を代表する景勝地の1つです。また十和田湖周辺は多くの火山に囲まれているので、酸ヶ湯温泉や蔦温泉、谷地温泉、猿倉温泉など歴史のある温泉が多く存在し、温泉好きにはたまらない地域になります。
青森と栃木・福島を結ぶ奥羽山脈上に位置する十和田湖は、ほとんどが湧き水で河川流入が無いことから、透明度が高く鏡のような湖面を見ることができます。ですから、湖面までの距離が近いカヌーボートで水の美しさを感じながらゆっくりとした時間を過ごし、自然の中にいる自分を楽しんでいただきたいですね。
四季折々の景観を見せてくれる十和田湖、奥入瀬渓流には、新緑または紅葉を目指して多くの観光客が訪れます。しかし私は、12月から3月までの冬景色をぜひ見ていただきたいと思っています。奥入瀬渓流は冬になると多くの氷瀑や氷柱を見ることができる場所で、元々の水の透明度が高いため、陽にあたると美しい青の景色も見せてくれます。
一方十和田湖では、湖岸の草木や岩にあたる波しぶきが凍りつく「しぶき氷」を見ることができます。木々から垂れ下がるしぶき氷はまるでシャンデリアのような美しい造形となり、特別な景色となります。
【TOWADA TRAVEL(十和田奥入瀬観光機構)地域事業部 金子周平】
11月初旬に訪れました
紅葉は、終わっていましたが
落ち葉を踏みしめながら歩く渓流は、とても清々しく、心が洗われました
雪や氷におおわれた世界も、是非見てみたいです