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JTB、鳥取県と連携協定 訪日観光の推進に向けて

2022年12月14日
編集部:長谷川 貴人

2022年12月14日(水)配信

鳥取県の観光イメージ

 JTB(山北栄二郎社長)は12月14日(水)、鳥取県(平井伸治知事)と訪日観光推進に関する連携協定を結んだ。両者が協力し、鳥取県への訪日外国人観光客の誘客推進に取り組むことで、鳥取県の観光振興、地域活性化をはかるとしている。

 両者の連携により、①海外での鳥取県のブランド力向上②海外プロモーションの実施③訪日外国人観光客向けツアーの企画・提案④現地担当者へのヒアリングと受入体制整備⑤観光人材育成――に取り組んでいく。

 鳥取県は、コロナ禍で打撃を受けた県内観光の復興と地域活性化には、県内への訪日外国人観光客の誘客・長期滞在の促進・消費拡大の取り組みは不可欠と見ている。加えて、2024年の外国人宿泊者(延べ人数)27万人を目標としており、訪日外国人観光客の再開に向けさまざまな取り組みを行っている。

 一方、JTBは政府の水際対策が緩和され、アフターコロナの鳥取県への訪日外国人観光客誘客のため、22年10月にJTB鳥取支店がJTBアジアパシフィックと連携。シンガポールの高島屋で鳥取の魅力を発信する観光プロモーションを実施し、JTBシンガポールのウェブサイトやSNS(交流サイト)で、鳥取の観光情報を発信し、認知度向上に取り組んだ。

 これら両者が協力することで、カニや梨を代表とする豊富な食、温泉や美しい自然資源を誇る鳥取県の魅力を海外に発信し、認知度向上と世界各国からの誘客をはかる。

 連携事業の対象地域は北米、ヨーロッパ、アジア・パシフィック地域。協定期間は22年12月14日(水)~24年3月31日(日)まで、以後1年更新とする。

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