HIS、企業ロゴ一新 経営軸にパーパス据える決意込め
2022年12月19日(月) 配信
エイチ・アイ・エス(HIS、矢田素史社長)は12月19日(月)、HISグループの社会における存在意義を示すために制定したパーパス「『心躍る』を解き放つ」を経営の軸に据える決意を込めて、企業ロゴを一新した。
パーパスは12月15日(木)の決算会見で発表した。旅を通じて未知との出会いを解き放ち、常識を問い直してきた創業時からの軌跡と常に「挑戦者」であるという同社のアイデンティティを基に策定した。「これからも、あらゆる出会いとつながりを創出し、豊かでかけがえのない時間の創造と相互理解を促進することで、世界を近づけ、新たな価値を提供していく」思いを込めた。
また、これまでの理念体系も見直し、HIS Group Philosophyにまとめた。「創業の精神」を基盤に社会に対する行動規範としての「行動憲章」を守りながら、パーパスを実現するために、バリューを実行していくことを定めた。
バリューは、「挑戦は夢中で追いかけられる冒険か」や「どんな状況においても常にプラス思考で行動できているかなどを従業員に問う。
ロゴにはパーパス「『心躍る』を解き放つ」を併記。また、旧ロゴの背景にあった図形を外したデザインに変えた。外形に囲われていた状態を「解き放つ」ことで、パーパスを表現している。
矢田社長は「創業40年を迎えた2020年にコロナ禍に見舞われ、これを機として将来構想の策定に着手した」とコメント。最終的なゴールとして、「パーパスを意識した行動を自発的に実践するスタッフを輩出する」こととした。
コロナ禍は、赤字続きで、どうなるのか心配してましたが、徐々に回復傾向ですが、まだまだ以前の兆しが見えて来ないですね。これからの挑戦期待してます。