JTB、海外出張の宿泊代 一括後払いサービス始める
2022年12月19日(金)配信
JTBグループはこのほど、JTBが発行するマスターカードのバーチャルクレジットカードナンバー(VCN)によるホテル予約、精算代行のサービス提供を始めた。これにより、ホテル予約から精算までをワンストップに行うことが可能となり、海外出張時の利便性が高まるとした。
提供会社は、ビジネストラベルマネジメントと出張・経費精算管理ソリューションを提供するJTBビジネストラベルソリューションズ(JTB-CWT)と、企業に対する金融・決済サービスを提供するJTBビジネスイノベーターズ。アマデウスITグループが開発する「Conferma」搭載のホテルペイメントプラットフォーム「Hotel Billback」を日本で初めて導入し、VCNを活用してホテル決済を安全かつ効率的に行う。
今回、従来海外ホテル手配で課題だったホテル代金の現地払い(出張者の立替)を、航空券と同じく後払いによる企業一括精算で行いたいという強い要望に応え、JTB-CWT契約企業を対象に同サービスを始めた。
Hotel Billbackを導入することで、出張者のコーポレートカードや個人クレジットカードを利用することなくVCNにて予約でき、ホテル代金の精算までを完了できる。
さらに、利用制限を掛けたVCNを決済に利用することで、クレジットカード情報の漏洩、紛失による不正利用のリスクなどを軽減。加えて、航空券とホテル手配を同じ旅行管理会社に依頼すれば出張者の旅程と滞在先情報が一元化され、管理者による出張一括管理(BTM)が行える。