北海道・野口観光グループ 野口秀夫会長が死去
2022年12月22日(木)配信
野口観光グループ(北海道登別市)の会長の野口秀夫(のぐち・ひでお)氏が12月15日(木)、すい臓がんのため札幌市内の病院で死去した。74歳。葬儀は近親者で行った。2023年1月以降、お別れの会を開く予定。
登別市出身。1999年、野口観光社長就任。グループの多店舗化に加え、高品質の「望楼」ブランドや「乃の風リゾート」に代表されるアッパーミドルの宿を展開し、多客層化というグループ運営の礎を築いた。12年には神奈川県・奥湯河原温泉に「山翠楼 SANSUIROU」「海石榴」を開業し、道外にも進出。農業生鮮法人「のぐち北湯沢ファーム」の設立(09年)や職業訓練校「野口観光ホテルプロフェッショナル学院」の開校(18年)など、宿泊業を支える取り組みにも尽力した。