秋田県横手市 大阪城公園にかまくら 雪遊びで雪国の魅力発信
2022年12月30日(金) 配信
秋田県横手市は12月10―11日の2日間、大阪府大阪市の大阪城公園太陽の広場で、約450年の歴史があるといわれる同市名物の「かまくら」などを設置し、雪国・横手をPRするイベント「横手の雪まつりin大阪城公園」を開いた。
イベントでは職人が作り上げた高さ約3㍍のかまくら2基を設置。訪れた家族連れらが中に入ったり、記念撮影したりして楽しんだ。雪遊びができる雪の広場や雪の滑り台も設置し、雪に触れる機会が少ない大阪の子供たちが走り回っていた。
オープニングイベントで、同市の髙橋大市長は「横手市は大変な豪雪地帯で、今年と昨年は2㍍を超える積雪があった。横手のかまくらは450年以上続く正月行事。2月15―16日に横手で開催する雪まつりでは約100個のかまくらが並ぶ」と雪国・横手をアピールしたうえで、「2025年の大阪・関西万博に向け、遠く秋田・横手からも盛り上げていきたい。機会があれば是非横手に足を運んでいただきたい」と呼び掛けた。
ステージでは、同県・男鹿半島の「なまはげ」が登場し、「なまはげ太鼓応援演舞」を披露した。なまはげがステージから降りると、泣きながら逃げる子供の姿もあった。
同市のウォーキング推進キャラクター「てくてくん」や、大阪・関西万博の公式キャラクター「みゃくみゃく」らも登場し、会場を盛り上げた。
横手やきそばやいものこ汁などご当地グルメも登場したほか、秋田を代表する漬物「いぶりがっこ」や地酒などの特産品販売もあった。