蟹御殿 有明海の湯に「グラヴィティ・サウナ」誕生 有明海を全身で感じられる空間
2023年1月5日(木) 配信
蟹御殿(荒川信康社長、佐賀県・太良嶽温泉)はこのほど、有明海を全身で感じられるリトリートサウナ「グラヴィティ・サウナ」を同館有明海の湯にオープンした。
サウナに最も適していると言われる木材「スプルース」(樹齢350~400年)を人の手のみで削り出し、力強さと有機的なやさしさを感じる空間とした。「有明海を幅5㍍の窓から眺める景色は時間を忘れてしまう」(荒川社長)という。
多良岳の柔らかい地下天然水を贅沢に注ぎ込む水風呂は露天で、階段状に最大150㌢の深さがあり、肩まで浸かりながら有明海を眺められる。
日帰り入浴は150分3300円(税込)で利用できる。
「グラヴィティ・サウナ」は有明海の干満の差が最大6㍍に及ぶことから「引き戻すような重力のような」という意味が込められている。荒川社長は「有明海を眺めながら、心身ともに解放できるサウナを併設する温浴施設を作りたかった。お客様が本来お持ちの健全さを取り戻してほしい」と話す。