成田空港活用協議会、高校で出張授業 人手不足で選択肢にしてもらう
2023年1月7日(土) 配信
成田空港活用協議会(佐久間英利会長、千葉県千葉市)はこのほど、千葉敬愛高等学校(同四街道市)に空港でカウンター業務などを行うJALスカイのスタッフを派遣し、高校生に航空関連業種への興味や関心を高めてもらうための出張授業を実施した。
空港関連の一部の業種で現在も人手が不足するなか、成田空港では新滑走路の建設などさらなる機能強化で航空需要の増加が見込まれる。これを受け、将来高校生に同空港での就業を選択肢にしてもらいたい考え。
当日は、航空・空港関連の仕事について聴講を希望する1~3年生の32人が出席。生徒からは「『英語が得意だから国際関係の仕事に就きたい』と漠然と考えていたが、航空関係の仕事に魅力を感じた」や、「仲間との協力のほか、お客様からの励ましを聞き、やりがいを感じられると思った」などの声が挙がった。
同協議会は今年、ほかの学校でも出張授業を実施する予定だ。