スポーツ文化ツーリズムアワード2022 奥熊野いだ天ウルトラマラソンなど6団体入賞
2023年1月16日(月) 配信
スポーツ庁、文化庁、観光庁の3庁はこのほど、「スポーツ文化ツーリズムアワード2022」の17件の応募の中から計6件の受賞団体を発表した。スポーツや文化芸術資源の融合により、新たに生まれる地域の魅力を国内外に発信し、訪日外国人旅行者の増加や活性化をはかる目的。
スポーツ文化ツーリズム賞には、「奥熊野いだ天ウルトラマラソン」(同実行委員会・那智勝浦観光機構)が選ばれた。
世界遺産である和歌山県・熊野エリアで1999年から行われている地域住民や事業者が一体となったマラソン大会。熊野地域の特産品を提供するほか、コースに観光名所を取り入れるなど地域性が高いことが賞獲得につながった。地域を巻き込みながら組み立てられていることや、参加者のマーケティングが取れており、次年度につなげている点が評価された。
スポーツツーリズム賞には「くしろウインターパーク」(同実行委員会)、文化ツーリズム賞には「地域住民が中心となった観光体験プログラム『やばはく』の開催」(中津玖珠日本遺産推進協議会)がそれぞれ選ばれた。
表彰式は2月3日(金)、「スポーツ文化ツーリズムシンポジウム」において行われる。
各賞の受賞団体と取り組みは次の通り。
【スポーツ文化ツーリズム賞】
▽「奥熊野いだ天ウルトラマラソン」(同実行委員会・那智勝浦観光機構)
【スポーツツーリズム賞】
▽「くしろウインターパーク」(同実行委員会)
【文化ツーリズム賞】
▽「地域住民が中心となった観光体験プログラム『やばはく』の開催」(中津玖珠日本遺産推進協議会)
【武道ツーリズム賞】
▽「GIVE IT A SHOT! 矢ってみよう!」(半弓道場)
【日本遺産ツーリズム賞】
▽「牛久シャトー日本遺産フェスタ」(ワイン文化日本遺産協議会)
【食文化ツーリズム賞】
▽「『江戸たいとうサスティナブル/台東区版SDGs』の実現」(東京都台東区)