KKdayグループ、22年売上は14年の創業以来最高に 各国受入再開や韓国などの成長で
2023年1月19日(木) 配信
アジアでオプショナルツアー予約サイトを運営するKKdayグループ(陳明明CEO、台湾・台北市)は1月18日(水)、2022年のグループにおける連結売上高が14年の創業以来最高となったことを発表した。日本と台湾、香港が海外からの観光客の受け入れを再開したことのほか、韓国やシンガポール、東南アジアでの成長が主な要因。
22年12月における日本へのインバウンド事業は、コロナ禍前の2019年比で20%増えた。23年の旧正月期間への予約では、100%以上増加した。国別では東アジアからの旅行者が多く、このうち韓国からの旅行客は大幅に増加してるという。
日本からのアウトバウンドについては、年末年始期間における旅行者数が前年比で20倍以上となった。22年10月以降は渡航が容易な国・地域として、東南アジアと東アジアへの旅行客が増加したという。
また、同グループはコロナ禍で国内旅行事業も強化。事業を展開する日本や台湾、韓国、シンガポールなどの各国におけるアウトバウンドと国内の商品数の割合は、50%ずつとなった。これによって獲得した新規ユーザーが、水際対策の緩和後に海外商品を購入するなどさらなる旅行申込につながった。
陳CEOは「全世界の提携事業者数はコロナ禍前の19年から、4倍以上増え、1万4000社を超えた。各国で海外旅行の急速な成長を促したい」とした。