日韓国交正常化50周年、JATAがロゴ作成
日韓国交正常化50周年――。2015年の今年、日韓国交正常化50周年を迎えることを記念し、日本旅行業協会(JATA)はこのほど、キャンペーンロゴを作成した。韓国旅行需要喚起や韓国商品の販売促進などにつなげるため、各社のパンフレットなどに使用する。
JATAは昨年11月、50周年に向け、海外旅行推進部にプロジェクトチームを設置。韓国販売の機運を盛り上げるため、12月には1千人規模の視察ツアー「韓国MEGA FAM」を実施した。12月8、10日出発の2班に分け、北海道から沖縄まで10都市からJATAの会員旅行会社の社員が参加。現地で実際に歓迎体験をすることで、自信を持って韓国商品を販売できるように主に販売担当者を集めた。
双方向の観光交流拡大
観光庁の久保成人長官は12月17日の会見で、日韓国交正常化50周年を迎えるにあたり、「双方向での観光交流の拡大が重要。韓国側の考えも一致している」と語った。12月3日に東京都内で開かれた日韓観光交流拡大シンポジウムのなかでは、地域間交流の重要性の声が多く聞かれたことも紹介。「実務者レベルで具体的検討を進めている」と述べた。