淡路サンプラザ 淡路食材の冊子発行 料理長が描いた絵掲載
2023年1月22日(日) 配信
兵庫県洲本市の淡路インターナショナルホテルザ・サンプラザ(樫本文昭社長)はこのほど、同館の田中了介総料理長が描いた淡路島の食材の絵をまとめた冊子を発行した。
冊子はB5判のオールカラー12㌻。淡路島周辺で採れる魚介類などの食材を四季ごとに紹介している。
春の桜鯛やさわら、夏のあわび、鳴門オレンジ、秋のたこ、しらす、冬の淡路3年とらふぐ、レタス――。色鉛筆やボールペンなどで細部まで丁寧に表現し、どれも躍動感が漂う力作となっている。
子供のころから絵がうまいと評判だったという田中総料理長。料理人になってからも人知れず絵を描き続けていたという。数年前にホテルのレストランで使うお膳掛けに絵を載せたところ好評を得た。
田中総料理長は「古くは皇室や朝廷に食料を貢ぐ御食国(みけつくに)として栄えた淡路島は、四季折々の山海の幸に恵まれた地です。淡路の旬を見つめ、心を込めて描くようになったのも、素材への感謝の想いからです」と話している。
【土橋 孝秀】
目が生きてるように見えますね