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日観振、小学生に出前教育 観光産業の認識向上はかる

2023年1月20日
編集部:木下 裕斗

2023年1月20日(金) 配信

市内の3つの小学校から約40人が参加した

 日本観光振興協会(山西健一郎会長)と新潟県妙高市(城戸陽二市長)は
昨年12月9日、同市内で小学校5~6年生を対象に「観光教育出前授業」を開催した。旅の意義や楽しさを伝えながら、観光産業による経済波及効果を通じて、観光産業の認識度向上をはかる。

 出前授業は2019年3月に、台東区立浅草中学校(東京都)と同年9月に、秩父市立吉田小学校(埼玉県)で実施している。今回はコロナ禍を経て3年ぶりに開催した。

 当日は、市内にある3つの小学校の児童40人が参加。講師は東京成徳大学の寺本潔特任教授が務めた。具体的には、同協会が発行した観光副読本を活用しながら、市内にある施設とイベント、歴史、生活文化、食べ物、自然のなかで、自慢できるものなどをグループで話し合い、発表した。

寺本潔特任教授

 ポジショニングマップのワークでは、観光地に訪れる客層をファミリーと女子大生3人組、熟年夫婦、ハネムーナーの4つに分け、それぞれの観光の目的や消費単価について議論した。

 また授業後には、先生や妙高市観光商工課、教育委員会、新潟県観光協会、魚沼市観光協会、日本旅行新潟企画、寺本特任教授などを交えてた意見交換会を行った。

 寺本特任教授は、探求の学びを促す観光教育の魅力や妙高市の次世代に培いたい観光の学びについて説明。出席者は「妙高市の学校教育の重点事項要素を、観光教育で育むことができると感じた」や「校内の教員にも紹介し、このような時間を取り入れていきたい」などの意見を交わした。

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