ゆのくにの森 メタバース館開設 体験の魅力をネット
2023年1月22日(日) 配信
加賀の伝統工芸が楽しめる観光施設「ゆのくにの森」(新滝淳子社長、石川県加賀市)は1月11日、「ゆのくにの森 メタバース美術館」を開設した。
メタバースはインターネット上の3次元仮想空間。開設した美術館では、ゆのくにの森で体験できる50種類以上の伝統工芸体験や人気写真スポット「アンブレラスカイ」など、14のコンテンツを配置した。来訪者はメタバースのなかを自由に移動し、気になるコンテンツの前に立つと、その詳細を閲覧することができる。
施設内にある江戸後期の「金箔の館」をはじめとした、5棟の古民家も3Dマップで再現し公開した。テキストや写真よりもさらに現実に近い雰囲気が体感できるという。
新滝社長は「メタバース美術館の開設によって、これまで以上にリアルな形で当施設を説明できるようになる。将来の訪れたい場所の1つになってもらえれば」と話している。
【土橋 孝秀】